Ruby on Rails ふたたび

ひさしぶりに CodeGear 3rdRail を触っています。

きっかけはインプレスジャパンのこの本です。

基礎Ruby on Rails (IMPRESS KISO SERIES)

基礎Ruby on Rails (IMPRESS KISO SERIES)

Ruby on Rails の環境、ライブラリ群、そして Ruby 言語の、すべてにおいて初心者の人を対象にした本であり、とても読みやすいと思います。

この本を片手に 3rdRail で遊ぶのも、なかなか良さそうです。

この本の第1章だけを試してみて、こんなことを思いました。

  • RoR を単なるテンプレートエンジンとして使うところから出発して、だんだんまともなアプリケーションに向かってリファクタリングしていく、というのもアリじゃないか?

そこで来月のWIT研究会のページを作成する作業をやってみました。

いままで ActivePerl と Template-Toolkit を使ってやってきた作業を、index.rhtml と main_controller.rb の index メソッドだけで実装し直してみました。rhtml の中で ruby が直接使えるのが嬉しいです。そして index の中にはひたすらハッシュ配列の代入文が並んでいます。そんだけかい。。

階層化アーキテクチャによるアプリケーションにおいては、けっきょく、各レイヤの要になるのはテンプレートエンジンではないか、と思います。マルチモーダル対話アーキテクチャの標準化委員会にこの数年関わっていますが、そこで議論していても常々思います。

3rdRail では rb ファイルでしかメソッドの入力補完は効かないようですが。。あと、実行時エラーのときにやたら重くなるのはなぜだろう。。

RoR はあっちこっちのレイヤで縦横無尽にテンプレートエンジンが使えるのが魅力です。yml の中で eRuby を使う例を最初に見たときは目から鱗が落ちました。

そんなわけで、ちゃんとデータモデルを使えるように勉強を続けたいと思います。